「小松」にせっかく行ってきたので、マルチパスを調べてみることにした。
MPを計算するプログラムも書いてみたことだし、チェックを兼ねて。
ということで、実家近くの「小松」(上)と「白峰」(下)を比べてみたところ。
局座標はアプリオリでズルしている。
1.「小松」vs「白峰」 (スカイプロット:小松(上)、白峰(下))
国土地理院のページにある「スカイプロット表示」を 真似たもの。
2.「小松」vs「白峰」 (仰角横軸:小松(上)、白峰(中)、重ねたもの(下))
スカイプロットを見ると「小松」が圧倒的に観測条件は良いのだけど、仰角で見てみると、高仰角では「白峰」の方が良いような。
「小松」が海沿い(海抜0m近い)にあるのに対して、「白峰」は500mくらいのところにあるため、大気遅延誤差が軽減されているんだろうか。
(「小松」のMP1で仰角7度あたりにトビがあるのは、平均を取る際に適当に仰角10度以下の値を切ったせい??)
とにかく、「小松」は良い観測点のようで良かった。地元民として。
さて、 スカイプロット表示は以外にややこしかったのでgnuplotスクリプトを貼っておく。
set polar
set size square
unset border
set format x ""; set format y ""
set angles degrees
set datafile commentschars "#"
set datafile separator ","
set xrange[-90:90]
set yrange[-90:90]
set cbrange[-6:6]
set grid polar 30
set xtics axis 15
set ytics axis 15
# labels
set label "15" at 15*cos(120),15*sin(120)
set label "30" at 30*cos(120),30*sin(120)
set label "45" at 45*cos(120),45*sin(120)
set label "60" at 60*cos(120),60*sin(120)
set label "75" at 75*cos(120),75*sin(120)
set label "90" at 90*cos(120),90*sin(120)
set palette rgbformulae 22,13,-31
set multiplot title "Code multipath" layout 1,2
plot "tmp.dat" using (90+$1):(90-$2):3 pt 7 ps 0.3 lc palette title "MP1"
plot "tmp.dat" using (90+$1):(90-$2):4 pt 7 ps 0.3 lc palette title "MP2"
unset multiplot
tmp.datの中身はこんな感じで方位角、仰角、MP1、MP2が並んだもの。 75.277634, 11.737041, 0.329021, -1.379482
75.450305, 11.595049, 0.588193, 0.520832
75.622963, 11.453226, -0.309160, 0.994863
75.795605, 11.311571, 0.180602, -0.183782